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ビジネスメタバースのoViceがポストコロナ時代の成長加速に向け、Amplitudeを採用

情報発信元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000048450.html
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Amplitude Inc. は、oVice株式会社が開発・提供しているビジネスメタバース「oVice(オヴィス)」に利用者の行動を分析することができるツールとしてAmplitudeを採用したことを発表した。

■oViceとは

oVice社は、日本にて2020年に立ち上げられ、web上で自分のアバターを動かし、相手のアバターに近づけることで簡単にコミュニケーションが取れる2次元のビジネスメタバース「oVice」を提供している。oViceは、バーチャルオフィスの機能に加えてオンラインイベントやオープンキャンパスなど、さまざまな場面で活用されている。

同社はデジタル環境における人と人との会話を柔軟にし、コミュニティを構築しやすくすることで、企業のリモートワークやハイブリッドワークにおける様々な課題解決を推進している。

■Amplitude導入の背景

oVice社は、ユーザーの属性、プロダクトの人気機能、エンゲージメント度合などを細かく把握するため、最適なアナリティクスツールを探していた。また、多くの企業がコロナの落ち着きとともに出社が再開されていく中、最適なソリューションを開発したいと思っていた。

こうした課題を踏まえ、精度が高く、かつデータを奥深くまで分析できるAmplitudeの採用を決めた。また採用を決めた理由の他には、コーホート分析が簡単に行える点や、oViceの既存のテクノロジースタックと継ぎ目なく繋げることができる点、また日本では珍しく日本語によるカスタマーサポートがある点等が挙げられる。

■Amplitudeの活用法

oVice社は現在Amplitudeを利用し、ユーザーのエンゲージメントのスコアを出している。これにより、ヘビーユーザーにはどのような特徴があるか、エンゲージメント強化につながる行動を正確に把握し、利用が低下してしまったユーザーのエンゲージメントを取り戻す方法などを考察できるようになった。また、oViceでは今後データ活用により、エンゲージメントの高いユーザーの体験を最適化し、効果的なマーケティングを行うことも検討していく。

【執筆者コメント】
今回はビジネスメタバースとして有名な「oVice」についての記事を紹介した。oViceは日本にて2020年に立ち上げられたバーチャルオフィス機能があるプラットフォームである。私個人としても利用しているが、非常に使いやすく出社しているかのようなコミュニケーションが可能である。そんなoViceが今回、ユーザーの行動を分析できるツールを導入することを決めた。

これによりoViceはヘビーユーザーの特徴はどんなものなのか、エンゲージメント強化できるような行動はどんなものか正確に分析することで利用が減っているユーザーが再びエンゲージメントを取り戻すことに挑戦することができる。oViceはリモートワークを円滑に行うことができるツールであるがゆえに、今後対面出社が再開される企業が増えていくことが想定されるので、今後売り上げを伸ばすためには工夫が必要であった。

ユーザーの行動を分析できることで考察が生まれ、どうすれば売り上げが伸びるのかをデータで可視化できるようになるであろう。変化の激しい顧客ニーズを理解し、それに応じてプロダクトを進化させていくことでoViceの更なる普及を期待している。

執筆者/
リビルダーズ編集部 宮田 健志郎

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