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【地方DX】株式会社フォーバル DX・GXの取り組みで網走市の地方創生をリード

情報発信元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000104276.html
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株式会社フォーバルは北海道網走市の地方創生、活性化するべく、市内にある中小企業のDXやGX、企業版ふるさと納税など、さまざまな施策を行っている。次世代経営コンサルタント集団として、網走市をリードしながら地方創生を進めているようだ。

■網走市の課題

業務の顕在化をしていくことがまず最初の課題だと認識している。なぜなら、まだ網走市の中小企業に、デジタル化をすることによって、地域の次のビジョンが見えてくるということが、理解されていない可能性が高いからだ。

フォーバルと協業することによって、1つ1つの中小企業のニーズに対しどのような答えを出していくのか、また小さな町の地域のデジタルトランスフォーメーションにむかう第一歩として、経営の前に一歩進む動機付けのようなことができればと考えている。

■網走市のDX・GX化の促進により、UIターンが活性化

網走市では市内の企業を中心に、これから過疎地域としてどうやって生きていくのかをアドバイザーしていき、地域全体の活性化を目指す役割として、DX・GXアドバイザーを新設した。

DX・GXアドバイザーを新設することで、網走市のDX・GXを活性化させることが期待できる。そして、すでに町を出た方が自分たちの経験値を活かして地元に戻り、DXアドバイザーをやってみようという形で就職先の選択肢の1つとして考えていただけるという狙いもある。

DXやGXに取り組むことで、個々の会社がよくなり、地方経済が大きく伸び、結果として税収が増え、地方創生に近づき若者の就業者が増えてくるという善のスパイラルを期待している。

【執筆者コメント】
今回は網走市の地方創成に向けたDXの取り組みについての記事を紹介した。網走市はオホーツク総合振興局管内東部に位置し、オホーツク海に面し、丘陵地が多い。人口が33,395人(2022年12月末)いる街である。

1990年の時点では人口が44,416人になっており年々減ってきていることがわかる。そんな人口減が止まらない網走市においてデジタル化の浸透が近年課題となっており、株式会社フォーバルが先陣を切ってDXを推進している。

具体的な策として、DXアドバイザーという役職を作ることによってUIターンを増やしていくという狙いである。Uターン就職とは、地方から都市部へ移住したものが再び地方の生まれ故郷に戻ること、Iターン就職とは、出身地とは別の地方に移住することであり、近年注目されている。

調査結果では、Uターンを希望する理由は「自分に合った生活スタイルや趣味を生かした生活がしたいから」が32.0%と最も高く、自分に合ったライフスタイルを求めていることが分かる結果となっているようだ。

そこで網走市ではUIターン者を増やすためにDXアドバイザーという仕事を作り、町を出た方が自分たちの経験値を活かして地元に戻り、DXアドバイザーをやってみようという形で就職先の選択肢の1つになるようにしている。

網走市だけでなく様々な地方都市で、都会で経験を積んだ中堅層の人間がUIターンとして地方に戻り地方活性化に励むことがより増えてくると、地方の人材不足解消、地方創生に繋がっていくのではないか。

執筆者/
リビルダーズ編集部 宮田 健志郎 

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