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睡眠課題解消を目指す「ZAKONE」プロジェクトが始動

情報発信元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000369.000098811.html
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東日本電信電話株式会社及び株式会社NTT DXパートナー・株式会社マッキャンエリクソンの2社が共創して睡眠課題解消をめざすコミュニティ「ZAKONE」を2022年9月にオープンした。

そして2022年10月26に初となる共創施策として仮眠ミュージックビデオ「カレ〜なる仮眠」を公開した。https://youtu.be/LJP3vvCMmGg

ZAKONEは、オンライン上での仮想コミュニティであり、日本の睡眠課題解消に対して様々な企業が共同で睡眠改善のための新規事業創出やサービス開発、イベントを企画している。2018年のOECD調査によれば、日本人の睡眠時間は7時間22分で世界ワースト1位の短さとのことだ。

そうした背景もあり、ZAKONE立ち上げ後初の施策として睡眠不足を解消する手段の一つである「仮眠」に着目した。仮眠はパワーナップと言われ、適切な方法で取ることで睡眠不足の解消だけでなく、脳内の情報整理に役立ちモチベーション向上など有用性に注目が集まっている。

公開された「カレ〜なる仮眠」のミュージックビデオは入眠に繋がるリラックスしやすい音楽を使った 仮眠パートと、目覚めの時に覚醒しやすい音楽を使ったクリエイティビティ覚醒パートの2つで構成されている。まずはアラームが鳴るまで仮眠して、鳴った後はアニメーション映像が流れる。今後は新たな施策の企画と共に、仮眠体験イベントの開催なども今後実施予定とのことだ。

【執筆者コメント】
今回は個人的に日常の中にあるDXという観点で時事ニュースを選定した。記事にもあったが社会課題となっている睡眠不足という問題を「仮眠」という視点からデジタルの力を使って解決しようとする取り組みが、ZAKONEから生まれた「カレ〜なる仮眠」だ。

東日本電信電話株式会社及び株式会社NTT DXパートナーではデジタル領域に強い会社と、ニューヨークに本社を置く株式会社マッキャンエリクソンのマーケティング・広告の企画力を組み合わせたDX事例だと考える。

実施私もカレ〜なる仮眠を見たが、前半25分くらいはゆったりとしたリラックスする音楽が流れ、残り5分は一気に別世界に行ったかと思うくらい音楽も変わり鮮やかな映像が流れて、「覚醒」という言葉が合うような目が覚める感覚があった。

企業によっては仮眠室を設けたり、リモートワークが普及した今休憩がてら視聴するなど活用シーンはありそうだ。企画開発は上記の両社だが、睡眠知見アドバイザリー企業や実証実験場所提供をする企業にも協力を仰ぎ、社会課題の解決に向けたソリューションを提供している。

今回のニュースを通して、ワクワクする感覚もあり、日常の中でもDXはあるのだと実感した。課題を解決するというのはBtoBの世界でも同じなので、こういった日常にある変革をビジネスでのDX推進にも活用できるのではないかと感じた。

執筆者/
リビルダーズ編集部 國本 樹紀

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