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建設業界のデジタル格差を埋めるiPhoneアプリがリリース

ニュース発信元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000110.000001288.html
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株式会社ルクレ(以下、ルクレ)は、7月4日より現場共有アプリ『蔵衛門クラウドApp』(クラエモン クラウド アップ)のiPhone版の提供を開始した。現場共有アプリである『蔵衛門クラウドApp』は『蔵衛門クラウド』と連携しており、電子小黒板でシェアNo.1を誇る『蔵衛門』シリーズの最新サービスとなっている。

ルクレが2021年8月にリリースした現場共有アプリ『蔵衛門クラウド』は、工事写真を核に施工管理における建設DXのあり方を提案しており、“現場全体”の生産性向上を支援している。そんな建設DXを施工管理の面から後押ししていくのが、今回の『蔵衛門クラウドApp』のiPhone対応である。

建築業界の課題

2019年4月の労働基準法改正によって労働時間の上限規制が追加されたが、その適用までに5年間の猶予が与えられていた。しかしその猶予も残すところ21ヶ月と迫ってきており、今後の建設業界のDXが注目されている。

しかし建設業界は92.4%が小規模企業が占めているという状態であり、デジタル化のハードルが高く、ゼネコンと協力会社との間でデジタル格差が生まれ始めています。

【執筆者コメント】
建設業界では近年、建設業のDXにも注目が集まっている。内閣府の「第5期科学技術基本計画」で定義されたSociety5.0では、SDGsに沿った持続可能な産業化の促進が重要テーマのひとつとなっており、少子高齢化に伴う人手不足の解消に向けてDXの推進が求められている。

その中で小規模企業が92.4%を占める建設業界においてはデジタル化の進みが悪く、ゼネコンと協力会社との間でデジタル格差が生まれている中で、ルクレはそれを解消するべくiPhoneで導入可能なアプリの提供を開始しており、建設DXへの意識が向いていると感じた。

なお、同じく建設業界DX推進のためのアプリなどは同業他社からも増えてきており、より差別化を図ることがと求められる。

執筆者/
リビルダーズ編集部  宮田 健志郎

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