広告もDX。次元がちがうDX時代の広告7選。
DXってなにがメリットなの?目的がイメージできず頓挫してしまいがちなDXですが、一つ言えるのは「広告が強く、面白くなる」ということです。 海外ではすでに、テレビCMに代表されるマスメディア広告全盛の時代は終わっています。主役はPR活動。デジタルエンタープライズだからこそできる、ダイナミックでユニーク、かつユーザーが企業のファンになるようなPR活動の時代に突入しています。 次元が違うDX時代の広告・PR活動事例をまとめてみました。きっと、DXが「やらなきゃいけないモノ」から「やりたいモノ」に変わるはずで ...
元銀行員が牽引するSI業界改革プラットフォーム「WhiteBox」の未来
近年、DX機運が高まる中で、DXのためのプロダクトやサービスが日々生まれています。今回取り上げる「WhiteBox」は、DXを進めていくための根底にある「システム開発」を担うSI業界の改革に取り組むプラットフォームサービスです。サービスの詳細はもちろんのこと、サービスのこれまでとこれから、そしてここまでに至る考え方や経緯に迫ります。(REBUILDERS編集部) SI業界の「多重下請け構造」を改革するサービス「WhiteBox」 WhiteBoxは、SI業界の旧態然とした「多重下請け構造」を解消すべく立ち ...
やはり、DXで一番変革しなければいけないのは社長で確定。
「DXは経営者のコミットが最重要」と言われています。が、正直なぜなのか、よくわからなくないですか? ITにくわしい人をCDXOとして迎え入れ、その人に全権委譲すればいいだけの話なのでは?と思ったりしますが、先日某ビジネス誌で、セブン&アイホールディングスが外部からCDXOを迎え入れた結果「DXが崩壊した」という記事が話題になっていました。 なぜ経営者のコミットじゃないとダメなのか。その答えが意外なところに「赤裸々に」記されていました。 『恐れながら社長マーケティングの本当の話をします。』出版:宣伝会議 ...
日本はIT後進国、というよりまだまだ絶賛鎖国中
なんの不自由もなく暮らせているせい、なのでしょうか。日本はIT後進国なんだ、デジタルディスラプターに備えなければいけないんだと警鐘をいくら鳴らされても、DXは一向に進みません。 ここはもはや、危機感をあおってもDXは進まないという事実を一旦受け入れ、もっとほかの動機を見出すべきなのではないか。そう考えていた際、出会った一冊です。 『日本のDX最前線』出版:インターナショナル新書 著:酒井真弓 著者が取材を丹念に重ね、日本のDXのリアルについてつづったルポルタージュ (現地報道) です。よくあるDXナレ ...
外部ベンダーの選び間違えを0にする、たった1つのポイント
DXレポートは不親切です。 「DXは、外部ベンダーとの共創が重要」と何度も書かれていますが、「どんなベンダーを選ぶのが適切か?」については一切書かれていません。ここが最も重要であるにもかかわらずです。 ベンダーを選び間違えると、DXは失敗します。 「仕様を固めてもらわないと開発できません」とエンジニアに突き返され、物事がスムーズに進まず、社内にハレーションが産まれ、DX自体頓挫する可能性も出てくるからです。 しかも、選び間違えてしまう可能性のほうがはるかに高い。 この悲惨な状況を回避していただくために、ベ ...
なるほど、だからアジャイル開発は失敗するのか
DX成功のカギをにぎる「アジャイル開発」。手探りで取り組みはじめている企業が増えていますが…うまくいかない、エンジニア側とケンカになってしまうという話、よく聞きます。 今日は、そんな症状に非常に効き目がよい本をご紹介します。 『エンジニアリング組織論への招待 著者:広井大地 出版社:技術評論社』 この本を読むと「アジャイル開発手法だけ取り入れてもダメ」で、まさに組織全体を作り変えなければいけないことがよく理解できます。 なぜダメなのか。それは、そもそもITエンジニアとビジネスマンはまったく違う生き物だから ...
DXレポート眠くなる方に朗報『対話に向けた検討ポイント集』
DX、理解したいけど、DXレポートはむずかしいしとにかく長い…特に、ITに明るいわけではない方にとってDXレポート読み込みはもはや試練です。(「DXレポート2」は56P、「DXレポート2.1」は24P。読み込みに1時間以上はかかります。) そんな方はまず、DXレポート2のダウンロードページ下にひっそり格納されている「対話に向けた検討ポイント集」という資料がオススメです。こちらの資料、ITにくわしくない方にもDXが理解できるように作られた紙芝居形式のファイルで、DXレポート2にも “経営層・事業部門・IT部 ...
「DXレポート2.1」10分で要点をつかむ!解説とオマケ考察
日本のDXを推進するため経済産業省から公表されているDXレポート。2018年9月に「DXレポート1」、2020年12月に「DXレポート2」、そして2021年8月に「DXレポート2.1」が公表されました。DXレポート2.1は、DXレポート2で触れられていた「ユーザー企業とベンダー企業の共創関係」について追加補足する内容で、DXを推進するにあたって特に重要かつ足かせになっている部分であることが強調されています。 本記事では、まずは要点を5分でつかめるよう内容をかみくだいてお伝えします。また、DXレポート2.1 ...
「DXとはなにか」を正しく理解できる、DXレポート2を解説。
結局、DXとはなんなのか。いろいろ情報を読み聞きしてきましたが、もっとも正確に、すべて網羅されているのが経済産業省発行の「DXレポート」です。まさに、DXの教科書。 しかし、2018年9月に公表された「DXレポート1(ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開)」では、カバーする範囲が広すぎるがゆえなのか企業側の正しい理解・実行につながらなかったことがのちに発覚。2020年10月時点の調査により「9割以上の企業がDXにまったく取り組めてない or ほぼ取り組めてない」ということが明らかになり ...