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Sansan株式会社と株式会社リコーが協業し、「Bill One for RICOH」の提供開始

情報発信元:https://jp.corp-sansan.com/news/2023/0406.html
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2023年4月中旬からSansanは、インボイス管理サービス「Bill One」をベースにリコーと共同企画した新サービス「Bill One for RICOH」を提供開始する。

中堅・中小企業の経理業務のデジタル化と、本年10月に開始予定のインボイス制度への対応を目的とした業務提携となる。
「Bill One for RICOH」では、トレード帳票DXシリーズの提供を通してお客様のバックオフィス業務の効率化とデジタル化を提案しており、
両社の強みを活かした伴走型サポートで中堅・中小企業のDXを推進することが期待される。

【執筆者コメント】
今年10月に実施されるインボイス制度にも対応できる経理業務DX促進に向けた2社の協業が実現した。

執筆者自身もお客様とお会いさせていただくなかでインボイス制度などの対応しなければならない対応に追われている印象を受けていたが、DXによる業務の効率化に対応できるソリューションとなる今回の事例は素晴らしいと感じた。

Sansanが提供するインボイス管理サービス「Bill One」をベースに、リコーのクラウドサービス群「トレード帳票DXシリーズ」の商品としてラインアップをしてリコージャパンが提供していくといった協業の価値が最大限に発揮されていくと感じた。

Bill One for RICOHは中堅・中小企業のお客様が導入しやすいオリジナルプランとして提供するということで、大手企業と比較して人員や費用を確保しづらい状況にあるため、ニーズにはマッチしていくと感じる。
Bill One自体も業種や業界問わず数多くの企業に利用されており、ラウド請求書受領サービスでマーケットシェア1位という実績もあり、普及スピードも早くなっている。

今後は、リコーの共創プラットフォーム「RICOH Smart Integration(RSI)」上でのデジタルデータの活用をしていくという方針があるとのことだ。
商取引のさまざまな業務プロセスをデジタル化するサービス群があり、各サービスは互いに連携できるという強みを寄り活かして、
Bill One for RICOHの推進を強化していくことに注目して行きたい。

執筆者/
リビルダーズ編集部 國本 樹紀

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