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パーソルキャリア株式会社がITフリーランスエンジニアの平均月額単価ランキングを発表

情報発信元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000606.000022215.html
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転職サービス「doda」などを提供するパーソルキャリア株式会社のIT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech(ハイプロ テック)」が1年間で受領した案件の月額単価平均を算出し、ITフリーランスエンジニアの平均月額単価ランキングを発表した。

このランニングでは、「職種編」、「言語編」、「業種編」に分けられており、すべての項目において、DX化に関連する業務を行える人材の単価が高いという結果が出ている。このことから2023年以降も生産性向上に向けた業務効率化、利益拡大のためのコスト削減等の現状改善を目的としたDXの需要は広まっていくと想定されている。

ITフリーランスエンジニアもこれまで培ってきたスキルを市場の変化に合わせてさらに磨き、アップデートし続けることが必要となる。

【執筆者コメント】
パーソルキャリア株式会社が発表した、IT・テクノロジー領域特化型エージェントサービス「HiPro Tech(ハイプロ テック)」の登録案件をもとに算出したITフリーランスエンジニアの平均月額単価ランキングのリリースを取り上げる。

媒体は異なるが、ボスアーキテクト株式会社がフリーランスエンジニアやデザイナーのための求人・案件サイト「エンジニアスタイル東京」に掲載されている10万件を超える求人案件をもとに算出した1年前のデータと比較してみると、1位のITコンサルタントの平均単価が約10万円ほど上がっている。(※1)
上位ランキングがより経験と専門スキルが求められる職種であるため、企業側も求めるレベルが上がってきているのではないかと感じる。

ただし、経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、2030年には59万人のIT人材が不足するという予測があり、即戦力人材の採用も難しくなると感じる。だからこそ様々な企業がリスキリングや内製化などに注力をしているのだと感じた。

また言語ランキングを見てもモダンな言語が上位を占めており、企業側としてもレガシーな環境からの脱却も必要になるだろう。
業界ランキングを見ても、ある程度DXが進んできたからこそよりレベルと専門性の高い人材が必要とされる業界が上位になったのだと感じた。

今回のデータはフリーランスのエンジニアということだったが、企業としても市場の動きに合わせ事業やサービスを変化させられるサービスや支援をしていく必要があると感じた。
また1年後にHiPro Techの調査と比較して見るのが楽しみだ。
参考文献
※1) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000083818.html
情報発信元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000606.000022215.html
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執筆者/
リビルダーズ編集部 國本 樹紀

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