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東大がDX人材の育成に注力、メタバース工学部を設立

情報発信元:https://www.itmedia.co.jp/enterprise/spv/2208/02/news027.html
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東京大学大学院は工学系研究科・工学部に2022年7月21日、「メタバース工学部」を設立すると発表した。目的はデジタル技術を駆使した工学分野における教育の場を作ることである。

メタバース工学部は正式な学部ではなくオンラインで提供する教育プログラムであり、工学や情報の学びの機会を多様な人に提供し、DX人材を増やすことを目的としている。

技術発展や働き方の多様化によって工学や情報学への需要が高まっている反面、実際にはデータやテクノロジーを活用できるDX人材は不足している。

そのような乖離(かいり)を解消するのが同プログラムの意義である。

【執筆者コメント】
本日は東大がメタバース工学部を設立した記事を取り上げた。

設立の目的としてDX人材を増やすこと、学び、教育の機会の増加があるが、今の日本におけるDX人材とはDXの実現に向けて、明確なビジョンを描き、その実現に向けて具体的な取り組みを実行できる人材のことを指すそうだ。そのような明確なビジョンを描き主体的に行動できる人が求められている中で、大学からDX人材の育成に取り組むのは良いことだと思う。

大学生のうちから明確なビジョンを思い描いて学生生活を能動的に行動できる人はそう多くないと感じる。これからよりDX人材を増やしていくために東大が先頭に立って大学から育成をしていくのを期待している。

具体的なプログラム内容もこれから生の声などを聞きながらよりよいものになっていくであろう。これを機に他大も同じような動きを見せるか注目していきたい。

執筆者/
リビルダーズ編集部  宮田 健志郎

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