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債権管理DXを推進するLecto株式会社、ファッション・サブスク領域へ参入開始

ニュース発信元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000074780.html
(※外部サイト「PR TIMES」を別ウィンドウで開きます)

債権管理DXを推進するLecto株式会社が、パーソナリングスタイリングサービス「DROBE」との業務提携を開始した。

「DROBE」とは、ファッション誌や芸能人のスタイリングなども手掛けるプロのスタイリストと独自の「スタイリングAI」が、顧客の嗜好や予算、体形によって自動スタイリングをして定期的に商品を送ってくれるサービスである。(サブスクリプション型)

このサービスでは、注文時に決済するのではなく、スタイリストが選定した商品を自宅に送り、試着後に決済するといった後払いに近い構造をとっている。そのため、金額の請求にあたってコミュニケーションが円滑に進まない場合や、後払いゆえに未払金が発生してしまう問題点があった。

そのため今回、Lecto株式会社が提供する債権管理サービス「Lecto Platform(レクト・プラットフォーム)(※)」を導入する形で、この課題の解決に取り組んでいる。

(※)Lecto Platform(レクト・プラットフォーム)について・・・

金融サービスやリテール・サブスクリプションサービスの裏側(バックエンド)にある面倒な実務や複雑で属人化しやすい業務フローを改善し、債権管理(顧客管理)・回収からオフバランスまで一気通貫での解決を目指しています。それにより顧客満足度、サービスUXの向上を目指すことが可能になります。

引用元:PR TIMES「Lecto(レクト)、パーソナルスタイリングサービス「DROBE」との業務提携を開始」

【執筆者コメント】
今回は債権管理DXの例をご紹介いたしました。

債権回収や督促回収には複雑なオペレーションの設定が必要となり、アナログで処理されている場合では非常に多くの工数をかける必要があります。さらに、メールやSMS、オートコールといった自動督促を活用していたとしても、チャネルごとに別々のサービスを使っているのであれば、データの分断により統合的な分析は困難になってしまいます。

このような分断されたデータを統合し、より効率化させることができれば、UXの向上に大きく貢献できるほか、ユーザーが意図していない商品の返却遅延等による顧客体験の毀損を未然に防止することも可能になります。ただアナログのものをデジタルに置き換えるのではなく、業務フロー全体を効率化することによってサービスの価値を上げる、これが本当のDXの姿と言えるでしょう。

執筆者/
リビルダーズ編集部  城間 礼音

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