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DXナレッジ

2022/12/5

日本に「エンジニア」はいない!?

日本はIT後進国だと言われていますが… 実は、世界で4番目にエンジニアが多い国であることはご存じでしょうか?(ご参照:「世界のIT技術者は推計2137万人、日本は第4位で国内人口の0.86%―ヒューマンリソシア」) この矛盾は一体… 今回は、実は日本のエンジニアは、海外のエンジニアとは違うというお話です。  日本のエンジニアは「コーディネーター」  日本には109万人のIT技術者がいると言われていますが、その多くが「SE」です。 ですがこの「SE」という職種は海外にはなく、SEの業務内容は海外でいうところ ...

DXナレッジ

2022/12/2

DXの目的とは? [ WEB上の記事を読んでもイマイチ分からなかった方向け ]

結局、DXの目的ってなに? DXは推進しているけど、結局DXってなんのためにやるのかわからない。経営者ですらよくわかっていない。結果、途中で止まってしまうことが多く、DX成功率は16%とすら言われています。 本記事ではDX関連本50冊以上・DX関連情報を無数に集めてきたREBUILDERSが、DXの目的とはなんなのか、解釈のズレが生じないようわかりやすい言葉でズバリ解説いたします。 【 読了時間5分程度を想定 】  DXの目的とは  結論、DXの目的は「デジタルビジネスをどんどん作れる企業になること」です ...

DXナレッジ

2022/11/28

従来と違う。DXプロジェクトの「要件定義以降」。

 前回、DXプロジェクトの具体的な進め方「構想」「PoC・テストフェーズ」についてお話しました。今回はその後のフェーズ「要件定義」以降についてポイントをお話していきます。(前回記事「DXの上流は「要件定義」ではありません。」) 参考文献はこちら企画立案からシステム開発まで 本当に使えるDXプロジェクトの教科書 著者:下田 幸祐、飯田 哲也 出版:日経BP 詳細は本書をご覧ください。本記事では、全体像をわかりやすく整理しています。  従来のシステム開発にはなかった工程  従来のシステム開発では「要件定義」が ...

DXナレッジ

2022/11/25

DXの上流は「要件定義」ではありません。

 前回、DXの具体的な進め方の、大きなポイントについてお話しました。(前回記事「従来のシステム開発とDXが明確にちがう点、一言で答えられますか?」) 今回はDXプロジェクトの上流部分、構想・PoCについて要点をまとめていきます。(次回は要件定義以降の要点を) 参考文献はこちら企画立案からシステム開発まで 本当に使えるDXプロジェクトの教科書 著者:下田 幸祐、飯田 哲也 出版:日経BP 「DXは企業変革」「DXはデジタル化ではない」といった概念的な情報で溢れかえっている昨今、DXの具体的な手順が細かく記載 ...

DXナレッジ

2022/11/21

従来のシステム開発とDXが明確にちがう点、一言で答えられますか?

 DXの進め方がわからない。 経済産業省のDXレポートにも概念的な情報は多く記載されていますが、具体的な進め方については書かれていません。ネット上でも見つけることができません。 この「結局、どう進めればいいの?」という疑問に100%応えている本がこちら、 企画立案からシステム開発まで 本当に使えるDXプロジェクトの教科書 著者:下田 幸祐、飯田 哲也 出版:日経BP T文字通り「教科書」のように、順を追って細かく説明されています。 「DX おすすめ本」で検索すると、どのページでも紹介されている名著。今回は ...

DXナレッジ

2022/11/18

TikTok の台頭から分かる、時代の変化速度。

 今はどんどん変化するVUCAの時代。 …と言われていますが、いまいちピンと来ない人も多いはず。私もその一人でした。 この変化の速さ具合が具体的に分かる題材があります。 TikTok です。 ショートムービー・マーケティング TkTokが変えた打ち手の新常識著者 若井 英亮 出版 株式会社KADOKAWA Twitter、Instagram、YouTubeはもはや古い。 これからはTikTokとすら言われていますが、実際具体的にかみ砕いてみていくと、TikTokが一過性のトレンドなどではなく時代の要請を受 ...

DXナレッジ

2022/11/14

アジャイル開発とは? [ 横文字少なめ・ムダ少なめ・やさしさ多めの IT用語解説 ]

 アジャイル (agile) とは「素早い」「機敏な」という意味。 アジャイル開発とは、 ●短期間でリリースできる●開発途中の変更にも柔軟に対応できる 具体開発のやり方・考え方です。  従来:「素早くない」「機敏ではない」けど、完璧を目指す [ウォーターフォール開発]  これまでシステム開発は [ウォーターフォール] という開発手法を採ってきました。 システム開発には大きく「要件定義」「設計」「開発」「テスト」という工程があります。   ウォーターフォールは「1つの工程が完成したら次の工程へと移っていく開 ...

DXナレッジ

2022/11/11

SoEとは? [ 横文字少なめ・ムダ少なめ・やさしさ多めの IT用語解説 ]

 SoEとは「System of Engagement」。 Engagement (エンゲージメント) という言葉は人事用語として、従業員の会社に対する「愛着」「思い入れ」という意味で使われています。 つまり「ユーザーの愛着・思い入れを高め、絆を深めるシステム」ということです。 具体的にはたとえば下記のようなシステムを指します。  ●ECサイト商品・便利な機能・ブログなどを拡充していくことで、どんどんユーザーとの絆を深めることができるシステム ●アプリYouTube・TikTok・ゲームアプリなど、利用す ...

DXナレッジ

2022/11/11

SoRとは? [ 横文字少なめ・ムダ少なめ・やさしさ多めの IT用語解説 ]

 SoRとは「System of Record」。 Record (エンゲージメント) は「記録する」という意味。 つまり「情報を記録していくシステム」ということです。 具体的にはたとえば下記のようなシステムを指します。  ●会計システム会計情報を記録し、効率よく管理できるシステムです。計算が合わない数字を自動で感知してくれたりするため、修正工数を大幅に削減できたりします。 ●人事システム社員情報を記録し、効率よく管理できるシステムです。社員数が増えるたび煩雑になっていくExcelでの管理を、一目で把握で ...

インタビュー

2022/11/7

ロジック上司に立ち向かっていってもダメ。イノベーションのカギは「運」にあり。【『1人イノベ』竹林さんの日本のイノベーション体質再構築論 vol.2】

「イノベーションを起こした人はみんな「運が良かった」って言うんです。じゃ、運ってなんなのかと言う話になりまして。調べてみたら、運の正体はすでにある程度科学的に証明されてたんです。」(『たった1人からはじめるイノベーション入門』 著者竹林 一さん) 前回「イノベーションとは軸を変えることである」というお話を、『たった1人からはじめるイノベーション入門』の著者・竹林一さんにお伺いしました。(前回記事『日本企業は「〇〇」を変えられない。だからイノベーションが起きない。【『1人イノベ』竹林さんの日本のイノベーショ ...

インタビュー

2022/11/4

日本企業は「〇〇」を変えられない。だからイノベーションが起きない。【『1人イノベ』竹林さんの日本のイノベーション体質再構築論 vol.1】

「その〇〇が今後も成長し続けるならそのままでもいいんです。でもその〇〇はもう腐りかけている。違う〇〇を見つけないとアカンわけです。」(『たった1人からはじめるイノベーション入門』著者 竹林 一さん) 日本はなぜこんなにもイノベーションが起きないのか。 『たった1人からはじめるイノベーション入門』の著者・竹林一さんにお話を伺いました。 竹林さんは現在、京都大学経営管理大学院客員教授、またオムロン株式会社イノベーション推進本部シニアアドバイザーとして、日本のイノベーション体質の再構築に取り組んでいらっしゃいま ...

DXナレッジ

2022/10/31

DXとは? [ WEB上の記事を読んでもイマイチ分からなかった方向け ]

 [ 読んでも読んでも腑に落ちない方へ ] ばっちりかみ砕いてご説明します! WEB上の記事は、すでに上位表示されていた記事の内容を焼き増しして作られることが多いため、同じ内容が上位にズラっと並んでしまう傾向があります。 つまり、上位表示の記事を読んでもイマイチ腑に落ちなかったとしたら、もうWEB上にあなたを納得させる記事はほぼないということです。 ここでは、50冊以上本を読み、エンジニアやデジタル庁の方などからお話を聞いた筆者が、上位表示記事を焼き増しせず、できるだけ横文字を使わず、かみ砕いて「DXとは ...

DXナレッジ

2022/10/28

なぜシリコンバレーでは、アジャイルで大規模開発できるのか。

 DXとアジャイル開発はセットのように言われています。 ですが日本では、アジャイル開発の成功条件として「開発規模が小さい」「生産性が高いエンジニアが揃っている」などが挙げられています。 アジャイル開発では、大規模な開発には対応できないのだろうか… そんな疑問に応えてくれる情報を見つけました。 シリコンバレーではどうやって大規模システムを開発していくのか(シリコンバレーエンジニア酒井潤チャンネル - シリエン戦隊JUN TV) 非常に示唆に富んだお話で「正直、日本ではアジャイルで大規模開発は無理なんだ」と思 ...

DXナレッジ

2022/10/24

稲盛さんに学ぶ、DX時代のTOPの在り方。

 先日亡くなられた稲盛 和夫さん。 京セラ・KDDIをゼロから創り、78歳で赤字続きだった日本航空の再建を引き受けたった3年で再上場させた「経営の神様」と呼ばれた人です。 昭和・平成の経営者ですが、実はその考え方・生き方はまさに今、DXのこの時代におけるTOPに求められている在り方そのものでした。 ポイントを整理してお話します。  フラットな組織を作れるのは慢心を捨てたTOPだけ。 DXとは、トップとボトムがフラットに連携しあう企業体を目指すことです。 トップから下りてきた企画を、ユーザーと対峙するボトム ...

DXナレッジ

2022/10/24

たしかに、DXが進まないのは、クラウド活用が進まないから、だった。

 先日「なぜ日本企業はクラウド活用が進まないのか?」という動画を見ました。 クラウドSTATION【新番組】なぜ日本企業はクラウド活用が進まないのか?徹底議論https://www.youtube.com/watch?v=mQrla4zcqL4 内容は「いまだ9割がレガシーシステムのお守りだから」。この動画の内容の信ぴょう性は定かではないですが、クラウドが進んでいないのは「レガシーシステムのお守りで忙しいから」という側面と、一方で、クラウド推進に手をこまねいているという側面があるようです。 DXを成功に導 ...

DXナレッジ

2022/10/17

DXレポートとは  [ ポイントをかみくだいて10分で理解 ]

 「DXレポート」とは、国が発行するDXの教科書です。 2018年9月以降、経済産業省から3回にわたり公開されています。 DXにまつわる事柄がほぼすべて網羅されている一方、分量があり、すべて読みきるには時間がかかります。また、ポイントをつかみづらいという難点もあります。 Dこの記事では、DXレポートの重要なポイントを10分でつかめるよう整理しまとめてみました。  2022年時点で3つ公開されているDXレポート これまでDXレポート1・2・2.1が発行されています。 ①DXレポート1 (2018年9月公表) ...

DXナレッジ

2022/10/14

WEB3から見える、DXのその先。

 WEB3が話題になっています。(いい意味でもわるい意味でも) DXとは一見関係のない話なのかと思っていましたが、よくよく調べてみると、DXが向かうその先の世界の話でした。 ビジネスは経済的な合理性のもと進化していきますが、それとは別に、人間は根源的な欲求としてフロンティア・未開の地を求めます。そのフロンティアとしていま熱い注目を集めているのが「宇宙」、そして「Web3」です。 DXとは、企業が、世の中の変化にすばやく反応するアジリティ(機敏性) を獲得することでもあります。世の中の変化の大きな流れをつか ...

DXナレッジ

2022/10/11

アジャイルか、ウォーターフォールか、ケリをつけよう。【エンジニアの証言】

 DXはアジャイルとセット。 と言われますが、アジャイルを推進するのは非常にハードルが高い。アジャイルに固執しすぎることがDX推進の妨げにつながっているのではないか?という疑問がありました。 その疑問に答える話をエンジニアがしているウェビナーがあり、今回はそのウェビナーから得た情報の考察記事です。 「エンジニアが語るDXのホント あらゆるムダを撲滅せよ!~これが0次DX」 アジャイルを推す内容でしたが、ウォーターフォールとアジャイルを客観的に比較したうえで、最終的にはケースバイケースであると締めくくってい ...

DXナレッジ

2022/10/7

【悲報】DX推進者の皆さん。やはり…プログラミング勉強は、避けられませんよ。

 どうしてシステム開発はうまくいかないのか。 エンジニアのビジネス理解力が不足しているから、と言われますが、非エンジニアのプログラミング理解力不足も同様に要因。むしろそちらの方が問題なのではないかと感じる本を見つけました。 実況!ビジネス力養成講座 プログラミング/システム 著者:岡嶋 裕史 出版:日経BP ノーコードで開発できるからとあぐらをかいていてはいけません。DXは、攻めのITシステムを高速でリリース・変化・改善させていくことでもあり、この本に書かれているプログラミングにまつわる知識、そしてプログ ...

DXナレッジ

2022/10/3

「ルールメイキング」が出来ない企業のパーパスはただの標語

 パーパスが言葉で終わっている企業が多い。 パーパスを実態に変えるためには何が必要か? デジタル技術?それもたしかに正解。 ですが、デジタル技術でどんなに画期的なサービスを開発したとしても、法律・ルール上NGであれば、そのサービスが世に生まれ出でることはありません。 以前ルールメイキングの話をしましたが、世の中の先頭を行く企業は法律・ルールを作り変える活動をおこない、パーパスという名の正義を正解に変えています。(参考記事『デジタルだけでは、あたらしいビジネスは創れない。』) とつまり、デジタル技術とルール ...