情報発信元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000206.000021233.html
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「DX」と「不動産」の融合で価値を生み出しているプロパティエージェント株式会社の子会社であるDXYZ株式会社は、専有部まで顔で入れるオール顔認証での内見予約サービスとして日本で始めてとなる「FreeiD」の提供を開始した。
本サービスにより仲介会社は時間を選ばずにかつ、財布・スマホ、鍵、暗証番号など一切不要で内見予約ができ、オール顔認証マンションの専有部まで「顔パス」での内見を可能にする。
これまであった顔認証サービスは、ユーザーアプリや管理システムがそれぞれで異なるため、利用場所ごとに顔の登録が必要であった。「FreeiD」は多種多様な顔認証アプリと連携することが可能。たった1度顔登録を行えば多種多様の顔認証サービスを使用できる。
■鍵の受け渡し不要で顔認証マンションの魅力がより伝わる内見を実現
FreeiDは今までも賃貸管理の業務効率化に挑戦してきた。
主に今までの取り組みとして以下の3点がある。
①管理コストのカット:退去時の鍵交換をの手間をカット
②管理機能強化:家族登録上限による不正合鍵対策を実施
③一時鍵貸し上限アラートによる民泊対策
今回のFreeiDは、今までに比べ賃貸管理の業務効率の向上、また入居希望者に顔認証マンションの「顔パス」体験の魅力を伝えられる仕組みを実現した。
・管理業務カット:仲介会社からの内見予約の対応や鍵の受け渡しなどの業務をカット
・新たな付加価値提供:入居希望者と専有部まで「顔パス」のデモ体験が可能に。
■ 「顔パス」により空き家(空き部屋)の犯罪利用防止にも貢献
また昨今では集合住宅の空き家やその郵便受け等を利用した詐欺犯罪及び薬物犯罪の横行が社会課題となっている。今年より警察庁、財務省・税関及び国土交通省より「空き家(空き部屋)の犯罪利用防止」の件で通達がなされているほどであるその中には電気、ガス等のメーターボックスに保管された内見用の合鍵が悪用されるケースも発生しているようだ。
この問題についても「顔パス」導入により、管理会社が利用権限を付与して始めて中に入ることができるのでセキュリティが大幅に向上し、顔を登録すること自体も犯罪抑止力の一助となり、空き家を利用した犯罪撲滅にも貢献することができる。
【執筆者コメント】
今回は不動産業界のおいての顔認証内見予約サービスについての記事を紹介した。不動産会社は今引っ越しが多い繁忙期であるが、そんな時期にもってこいの新サービスが今回紹介するオール顔認証内見予約サービスの「FreeiD」である。
「FreeiD」は財布・スマホ、鍵、暗証番号など一切不要で内見予約ができる。これにより鍵の受け渡しの手間をカットすることができ、管理業務などの負担も軽減することが可能になった。
また、「顔パス」により空き家(空き部屋)の犯罪利用防止にも貢献できるようだ。日本の空き家は問題視されており、平成30年住宅・土地統計調査の結果では空き家数は848万9千戸と過去最多となり、全国の住宅の13.6%を占めている。都道府県別に見ると1位の山梨県に至っては21.3%と5戸に1戸は空き家という衝撃の割合であるようだ。
空き家が増えていくに連れ空き家やその郵便受け等を利用した詐欺犯罪及び薬物犯罪が年々増加傾向にあり、社会問題となっている。「顔パス」制度を導入することにより、管理会社が利用権限を付与しない限り開錠できないことでセキュリティが向上する。
また顔を登録すること自体も犯罪抑止力の一助となるので、空き家を利用した犯罪撲滅にも繋げることができるサービスなのだ。空き家問題などは日本においてもトレンドな社会問題であるので、本サービスの導入を検討する企業も多いのではないだろうか。
執筆者/
リビルダーズ編集部 宮田 健志郎