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名刺管理サービスで国内シェア率82%で6年連続1位を獲得している株式会社Sansanが電話しなくてもアポが取れる商談自動化サービスの「immedio」を導入した。
「immedio」とは株式会社immedioが提供しているマーケティングに用いられるウェブフォーム連動型の商談獲得自動化サービスである。
株式会社Sansanがimmedioを導入した背景として、資料請求やお問い合わせなどのリードをどのチームで担当するかといった割り振りのルールが複雑化しており、人手をかけた対応になっていたことから、理想とされるリード流入から5分以内の接触が困難な状況があった。
immedioは資料請求フォームへの登録が完了するとそのまま日程調整画面が表示され、顧客自身が都合のよい時間を選択できるため、リード流入から商談設定までのリードタイムを0にすることができる。
さらに顧客がフォームに入力する情報に基づいて分岐ルールをあらかじめ設定可能であるため、自動で適切なチームの担当者との商談が設定される。
導入後の変化として大きく2点ある。
1点目は、immedioによる商談化率が最大80%を記録したという点だ。
2点目は、商談が設定された状態で事前ヒアリングを行うことで、顧客の課題を掘り下げることができるので質の高い商談に繋がった。
Immedio側としても機能の充実化を図っていき、株式会社Sansanもimmedioをより活用していく方針だ。
【執筆者コメント】
営業DXという観点で、Sansanを始めキャリアプロフィール「Eight」やインボイス管理サービス「Bill One」などサービスを展開している株式会社Sansanと、アポが取れる商談獲得自動化サービスを提供する株式会社immedioのまさに営業DX企業のコラボ事例だ。
取り扱うサービスや単価、業界、競合の多さにより異なるが、商談化率の目安は平均20〜30%と言われる中で、最終的には見積り依頼フォームでの商談化率が80%を記録するというのは驚異的な成果だ。
資料請求フォームへの登録が完了するとそのまま日程調整画面が表示され、顧客自身が都合のよい時間を選択する仕組みがリード流入から商談設定までのリードタイムを0秒を実現している。
また通常のインサイドセールスの業務では、一回の架電でヒアリングと商談の日程調整をする必要があるため時間配分が難しいが、immedioにより設定後にヒアリングができるため、商談の質も上がる。
上記により温度感が高い顧客との商談が最短で設定されるため、営業の生産性向上にもつながるだろう。
Sansanのように様々なSaaSやDXサービスが生まれているからこそ、サービスを作る側と探す側双方の体験を改善するといったDXも生まれるのだと感じた。
執筆者/
リビルダーズ編集部 國本 樹紀