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【ローコード×DX】株式会社ニーズウェルがローコード開発プラットフォーム「WebPerformer」、「WebPerformer-NX」のライセンス販売を開始

情報発信元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000746.000001375.html
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キヤノンITソリューションズ株式会社は、株式会社ニーズウェルが、今年の4月上旬から「WebPerformer」および「WebPerformer-NX」のライセンス販売をスタートすることを発表した。キヤノンITSは、企業のWebシステムの開発の内製化を強化していくために、2つのローコード開発プラットフォームである「WebPerformer」、また「WebPerformer-NX」を提供している。

◎「WebPerformer」:基幹システムの現代化を主な目的とした、バックオフィス用のアプリケーション開発ツールとして、オンプレミスで提供している。

◎「WebPerformer-NX」:顧客接点領域のデジタル化を目的としたアプリ開発をターゲットに、クラウドサービスとして提供している。

これらのローコード開発プラットフォームを提供していくにあたって、この度キヤノンITSとニーズウェルが販売パートナー契約を締結した。キヤノンITSとニーズウェルは、約7年前より金融機関用にシステム開発における良きパートナーとして協業関係を開始し、2021年7月には資本業務提携契約を締結するなど長期的な目線で徐々に協業関係を強めてきていたという背景がある。

両社ともにローコード開発の市場規模については今後も広がっていくものだと考えており、キヤノンITSは、ニーズウェルによって行われるローコード開発ビジネスを今後長期にわたり強力に支援していくようだ。

「WebPerformer」シリーズの販売をしていくことで、システム開発現場の開発効率化に貢献していくことだけでなく、お客様のDXの推進やIT人材不足・変化する働き方への対応など、持続的なシステム開発環境を実現することで社会課題解決へ取り組んでいく。

【執筆者コメント】
今回はローコード開発プラットフォームについての記事を紹介した。近年、このローコード開発というものが徐々に人気が高まっているようだ。

ローコード開発のメリットは、開発にかかる期間を短縮し、開発コストを削減できる点である。 プログラミングにかかる時間の短縮や、テスト自動化によるテスト工数の削減ができ、開発にかかる人件費を削減できるため、開発生産性が大幅に向上する。

 また、非エンジニアやユーザー部門自らが開発可能なため、システム開発の内製化を推進していくことが可能なようだ。そんなローコード開発の市場動向については、2021年度の売上金額は611億6,000万円、前年度比18.6%増となっており近年急激に伸びていて、2023年度には1000億円にものぼると予測されている。

今回紹介した「WebPerformer」、「WebPerformer-NX」についてはローコード開発の中でも人気があるプラットフォームになっており、市場感からみても売上は伸びていくだろう。システムの内製化に取り組む企業が多い時代なので今後よりローコード開発が主流になっていくのではないだろうか。

執筆者/
リビルダーズ編集部 宮田 健志郎

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