情報発信元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000223.000010446.html
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株式会社トリドールホールディングスは、自社が運営する丸亀製麺公式サイト及び、トリドールHD 公式サイトに、Wovn Technologies株式会社が提供する Web サイト多言語化ソリューション『WOVN.io(ウォーブン・ドットアイオー)』を導入することを決定した。
目的としては、大きく2つあり店舗を利用する在留外国人や訪日外国人顧客の利便性向上と、グローバルフードカンパニーとして世界に向けて多言語で情報発信を行うことで、ブランドをより深く理解してもらうことである。
■「食の感動体験」を世界中に拡げるため DX を推進
トリドールHD では、「食の感動で、この星を満たせ。」をビジョンに掲げており、「手づくり」「できたて」による食の感動体験をたくさん作るために、DX ビジョンを掲げ、デジタル技術やデータの活用をしていくことで、より最適なビジネスプラットフォーム構築を推進している。
また現在、国内のみならず海外でも積極的に事業展開を行っており、約30の国と地域に出店をしている。成長スピードが求められることから、それらを支えるシステムの導入、DXの推進に取り組んでいかなければならない。
■今まで言語追加に踏み切れなかった理由
飲食業界では商品や店舗情報などの更新が多いため情報発信のスピードが重視される傾向がある。そのため、日本語以外での発信の必要性は非常に高いにも関わらず、各企業がなかなかwebサイトの言語追加に踏み切れなかった背景として、運用の手間や時間がかかることがあげられる。
■『WOVN.io(ウォーブン・ドットアイオー)』を導入した背景
トリドールHD では、『WOVN.io』を導入することにした背景として、飲食業界だからこそ貴重な人的リソースは店舗での接客や店舗運営に集中させたいという思いがあった。そのためDXの推進によりシステムで出来ることはシステムで行いたいため、 IT / SaaS の活用を検討していた。
そこでWOVN.io であれば、多言語 Web サイトをスピーディーかつローコードで構築することができ、通常通り日本語でホームページを運用しているだけで、手間をかけることなく、他の言語での情報発信も同時に公開することができるという点を非常にメリットに感じ、採択することにした。
【執筆者コメント】
今回は丸亀製麺を運営しているトリドールHDがwebサイト多言語化ソリューションを導入したことについての記事を紹介した。
日本では年々在留外国人が増えており、2022年は約270万人となった。また訪日外国人については、2022 年で約383万人となった。この数は、2019 年比では 10%程度となっているものの、12月は11月の1.5倍の数字になっており、コロナも現在落ち着てきており、再度増加してきていると考えられる。そこで、今後在留外国人、訪日外国人を増やすために求められるのは外国人が日本で過ごしやすくする環境作りである。
トリドールHDでは在留外国人、訪日外国人の利便性を向上することで、在留外国人、訪日外国人を増やすといてことや、トリドールHD自身がグローバルフードカンパニーとして世界に向けて多言語で情報発信を行うことで、ブランドをより深く理解していただくことを目的に、Web サイト多言語化ソリューション『WOVN.io』を導入した。
今まででは運用の手間や時間がかかってしまうという理由から、Web サイトの言語追加はハードルが高いとされてきた。また飲食業界だからこそ店舗での接客や店舗運営に人的リソースを集中させるべく、日本語のページを運用しているだけで他の言語での情報発信も時間をかけずに同時に公開することができる『WOVN.io』を採択した次第であるようだ。
今回、丸亀製麺のコーポレートサイトを拝見したが、かなり見やすく英語バージョンのサイトを見ることができるようになっており、原料である小麦や作り手のこだわりを、世界中のお客さまにブランドのアイデンティティを伝えることができる。
トリドールHDに限らず他の企業でもコーポレートサイトに英語を追加することでより在留外国人、訪日外国人が過ごしやすく、海外から日本に来る人が増えていくことを期待したい。
執筆者/
リビルダーズ編集部 宮田 健志郎