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DX人材の育成をKintoneによるリスキリングで実現を目指す

情報発信元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000222.000027677.html
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サイボウズ株式会社と株式会社パソナが共同し、「Kintone認定 アソシエイト」を取得するための講座を開講し2ヵ月で認定資格の習得を目指している。講師はサイボウズ社員で、対象はパソナに登録するエキスパートスタッフ(派遣登録社員)で、Kintoneを用いて業務を遂行できるスキルの習得を目標にしている。

背景としては、パソナグループでは従業員ならびにエキスパートスタッフ向けにリスキリングによる研修プログラムを推進し、2024年5月までにグループ全体で約3,000人のDX人材を育成することを目標としている。また今回はエキスパートスタッフ向けにKintone認定資格取得講座の実施をしていくとのことだが、派遣先でノーコード・ローコード開発ツールを活用する顧客が増加している背景がある。

自治体や民間企業において、Kintoneを用いて就業中のスタッフは1500名を超え、さらなる拡大も見込まれている。今回の協業により、Kintone講座で資格認定を取得することにより、社会で必要とされるデジタル人材の育成だけでなく、派遣先でKintoneを活用した業務の効率化、工数の削減などDX支援を促進できるという成果が期待できる。

【執筆者コメント】
今回は最近よく見かけるリスキリングという言葉が気になり今回の記事をピックアップした。リスキリングとは、「働き方の変化によって今後新たに発生する業務で役立つスキルや知識の習得を目的に、勉強してもらう取り組みのこと」という意味だ。(※1)

岸田総理もリスキリング(学び直しから転職までを一体的に支援する具体策)を、10月にまとめる総合経済対策に盛り込む方針を出している。5年間で1兆円を投入するとの考えも示すほど大きなテーマとなると考えられる。(※2)

DXについてもデジタル技術を浸透させ生活をより良く変革させたり、既存の価値観や枠組みを大きく変える革新的なイノベーションという意味があるため、リスキリングという考え方とマッチすると考える。

今回のサイボウズ株式会社と株式会社パソナの共同についても、リスキリングによるDXの推進の良い事例だと思う。DX人材の育成だけではなく、パソナのエキスパートサービスを活かして、Kintoneを使うユーザーのDXを推進できる仕組みをつくる点が新しい形だと感じる。実際、Kintoneも約25,000社以上の企業が導入していることもあり、Kintoneが扱えることのメリットも大きくなっている。

企業間の協業によるDXはたくさん事例が増えてきているため、リスキリングという観点でも広がりがあるとより良い社会を実現できると考える。

(※1)参考 https://www.recurrent.jp/articles/what-is-reskilling
(※2)参考 https://www.nhk.or.jp/politics/articles/lastweek/90457.html

執筆者/
リビルダーズ編集部 國本 樹紀

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