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ヤマダがドリーム・アーツの「SmartDB」を導入、年間で約300時間を削減

ニュース発信元:https://www.itmedia.co.jp/enterprise/spv/2206/13/news046.html
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ドリーム・アーツは同社のクラウドサービスであるSmartDBをヤマダホールディングス(以下、ヤマダ) が2019年9月に導入し、その成果として年間で約300時間の作業時間削減に成功したと発表した。

導入の背景として、ヤマダは課題として紙の書類による業務負荷の高まりがあげられていた。

そこで、「内製化できること」を要件に複数のサービスを比較した結果、多岐にわたる業務のデジタル化に対応し、直感的に開発できることからSmartDBの採用を決めた。

SmartDBはドリーム・アーツがリリースした業務デジタル化クラウドサービスであり、文書管理やワークフローの最適化、データの一元化などさまざまなことを可能とするサービスである。特徴は大企業の業務デジタル化に適しているという点やノーコード・ローコードでデジタル化が可能で、あらゆる業務をノンプログラミングで仕組み化できるうえ、強固なセキュリティも備えているということだ。

ヤマダはSmartDBにより、紙の業務プロセスをデジタル化したことで、起案から承認までにかかる時間を1年間で約300時間削減することに成功した。特に変化したのは、働く場所の制約がなくなったということだ。社内にいなくても意思決定や業務進行が可能になったことで承認する立場である経営層を中心に積極的な活用が進んでいる。

【執筆者コメント】
業務デジタル化や業務効率化のためのサービスは最近増えてきているが、このSmartDBの特徴は大企業の複雑な業務をデジタル化できることだろう。大企業では部門を横断する業務が多々発生し、そこでは意思決定などのプロセスが複雑になりがちであるのに対し、複数部門・担当者で並列承認が可能なので、決裁までの期間を短縮できるという。

利用者の声でも、
「今まで紙で全て処理してきた事務系統がパソコン内で処理できるようになり、時間の短縮になった」
「操作も簡単で使いやすい」
という声も上がっており、更なる普及が見込まれるのではないか。

執筆者/
リビルダーズ編集部  宮田 健志郎

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