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IaaSとは? [ 横文字少なめ・ムダ少なめ・やさしさ多めの IT用語解説 ]

 
IaaSは「Infrastructure as a Service」の略。

クラウドで活用できるインフラサービスという意味で、ネットワークやサーバ (CPU・メモリ・ストレージ) などコンピューティングリソースをレンタルすることができます。

●Amazon Web Services (AWS)
●Microsoft Azure (Azure)

●Google Cloud Platform (GCP)

カンタンに言うと、サーバを自前で購入・構築せず、クラウドでレンタルできるということです。

自前で購入・構築すると、古くなってきた際、また購入・構築しなおす必要が出てきますが、IaaSなら自動的にアップグレードしていくため運営がラクだったりなど、さまざまなメリットがあります。

PaaS (Platform as a Service) と混同されがちですが、PaaSはサーバ+アプリケーション開発に必要なさまざまな機能をレンタルできるサービス。IaaSはサーバのみレンタルするサービスです。

クラウドで利用できるサービス形態は、IaaS・PaaSの他に、Saas (Software as a Service) があります。
 

■そもそもクラウドとは

クラウドとは、コンピュータの機能を、必要なだけデータセンタから借りる仕組みです。

コンピュータの機能とは主に3つ。
 

引用:『実況!ビジネス力養成講座 プログラミング/システム』 著者:岡嶋 裕史 出版:日経BP

 
ハードウェアという機能があり、そこにOSという機能が乗っかり、その上にアプリケーションという機能が乗っかって使われているのがコンピュータです。

クラウドとは、これら3つの機能を自前で揃えるのではなく、WEB経由でレンタルすることを指します。
 

SaaS、PaaS、IaaSの違い

Iaas (Infrastructure as a Service) は、データセンタからクラウドでハードウェアを借りるサービスです。OS・アプリケーションは自分で用意できる人はIaaSを使います。

PaaS (Platform as a Service) は、データセンタからクラウドでハードウェア・OSを借りるサービスです。アプリケーションは自分で用意できる人はPaaSを使います。

SaaS (Software as a Service) は、データセンタからクラウドでハードウェア・OS・アプリケーションすべてを借りるサービスです。
 

引用:『実況!ビジネス力養成講座 プログラミング/システム』 著者:岡嶋 裕史 出版:日経BP

 
借りてすぐ使えるのがSaaSの良いところですが、アプリケーションまで作りこまれているため、ゼロから自分だけのコンピュータを作りたい場合はPaaS、IaaSを検討する必要があります。

自社オリジナルのアプリケーションを開発してリリースしていく場合は、PaaS、IaaSを検討。もしくは、クラウドではなく自前でサーバーを準備してゼロから創っていきます。
 

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執筆者
リビルダーズ編集部

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