情報発信元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000089431.html
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電子認証サービスを展開しているGMOグローバルサイン株式会社は、GMOグローバルサインが提供している電子署名サービスである「電子印鑑ソリューションDSS byGMO」と株式会社キャムが提供しているクラウドERPサービスである「キャムマックス」の連携を開始したことを公表した。
【両社協業のメリット】
これによりメリット、新たにできることとしては、「キャムマックス」を利用することにより受注、販売、売上そして請求書作成までをワンストップで一気通貫で処理することが可能になるため、販売管理や確実な処理、信頼が必要不可欠である電子請求書などの作成がより効率的に行えるようになる。
また、電子署名により作成者と日時が証明されるため、改ざん防止や同一性証明を容易に行うことが可能になる。
【サービス連携の背景】
2023年10月に控えている新インボイス制度施行に向け、請求書の発行元となる企業等は電子請求書発行への対応準備を求められている背景が前提。一方で、請求書の電子化においては、電子化された請求書の改ざん問題、また真正性の保証等に関する統一的な基準が日本にはまだないため課題となっていた。
このような背景から、EUで適格eシール提供をしているGMOグローバルサインと、クラウドERPサービスを展開し請求書作成支援のノウハウを持っているキャムが日本国内における安心・安全で信頼できる電子請求書の普及を目的とし協業を始めた。
【執筆者コメント】
GMOグローバルサインとキャムのお互いの良い点を共有し協業することで、我々は手がかかる請求書関連の効率を上げることができるようになった。請求書関連の工数については、筆者も直接携わってはないが社内でかなり大変という話はあがっている。
原因としてフローが複雑になっており一つのシステムなどでワンストップで行えてないのも原因の一つであるようだ。そこで今回の両者の協業によって、受注、販売、売上そして請求書作成までを一気通貫で処理することが可能となり、効率的に行えるようになる。
またそれだけでなく、電子署名により作成者と日時が証明されるため、改ざん防止や同一性証明を容易に行うことが可能となるのもありがたい話である。2023年10月に予定されている新インボイス制度施行にも対応しているモダンなシステムであると感じた。
マネーフォワード社が行った請求業務についての課題調査においても、請求業務の課題1位にあげられるのは「作成に時間がかかる」ということであった。時短ができるという意味では今回の両社の協業でこちらの課題を解決することができる。
また、電子帳簿保存法について未対応が85％、インボイス制度について知らない割合が35％とまだまだ低い割合のため、今回の両社の協業がきっかけでより普及していくとより良いのではないだろうか。
執筆者/
リビルダーズ編集部 宮田 健志郎
