SoEとは「System of Engagement」。
Engagement (エンゲージメント) という言葉は人事用語として、従業員の会社に対する「愛着」「思い入れ」という意味で使われています。
つまり「ユーザーの愛着・思い入れを高め、絆を深めるシステム」ということです。
具体的にはたとえば下記のようなシステムを指します。
●ECサイト
商品・便利な機能・ブログなどを拡充していくことで、どんどんユーザーとの絆を深めることができるシステム
●アプリ
YouTube・TikTok・ゲームアプリなど、利用すればするほど手放せなくなるシステム (「アプリ」とは特定の機能に特化したシステムのこと)
●CRM (Customer Relationship Management)
「顧客情報を管理するシステム」 顧客とのやり取りを蓄積し分析することで、顧客一人一人のニーズを明確にし、絆を深めるコミュニケーションをサポートしてくれるシステム
SoEは「攻めのIT」とも言われています。
DXとは「攻めのIT」を次々と開発・改善していくことができるデジタルに強い企業になりましょうということです。
また「攻めのIT」に対し「守りのIT」と呼ばれるSoR (System of Record)が存在します。
SoRは「情報を記録するシステム」という意味で、SoEとは役割が大きく異なります。
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執筆者
リビルダーズ編集部